【青森県原子力人材育成・研究開発推進構想について】
次に、青森県原子力人材育成・研究開発推進構想についてお伺いいたします。
本県の下北半島は、核燃サイクル、ITER計画と幅広いアプローチ、フルMOX発電所計画、蓄電池併設型風力発電など、世界的に見てもエネルギー関連の一大集積地となっており、日本の現在と未来のエネルギーを支える中心的役割を担っております。
しかしながら、本県の雇用、経済は未だに低迷しており、いかにエネルギー関連産業や、その基礎となる人材を育成していくか、ということが重要となってまいります。
平成20年には、青森県原子力人材育成・研究開発推進構想(幅広いアプローチを契機とした人づくり・産業づくりを目指して)を策定して、大学との連携や産官学の連携、国際的視点を中心に取り組んでまいりました。
より多くの人材を輩出し、エネルギーの世界的拠点として確固たる地位を確立することを目指していかなくてはなりません。
全ては、人づくりから始まります。
あれから4年、そろそろ成果を期待してもいいのではないでしょうか。
(1) 構想に係る取り組みの現状と成果、そして今後についてお伺いいたします。
(2) また、更なる県内大学との連携が重要と考えますが、県の今後の考え方をお伺いいたします。