県民の意思が反映される県政に
三村県政では、県議会に提案された議案は一度も否決されたこともなく、県議会の提案が受け入れられることもほとんどありませんでした。 新しく誕生した宮下県政が始動し始めて、まずは、県民の民意を反映させていく県政を目指すべきです。 その片鱗は、宮下県政で見受けられます。 前県政が10年簡にわたって続けてきた県立高校改革では、主に町村に存在する県立高校が統廃合の対象となり、県立高校の統合という名目のもと、実質的な廃校が次々と進められていきました。 県立高校の統廃合は、県民の教育の根本にかかわる問題であり、合理性という事だけでは済まされない問題であり、少子高齢がどんどん進む中、県議会で、本質的な県立高校の在り方をしっかり議論することもなく進められてきました。 今回、宮下県政が誕生し、これまで続けられてきた県立高校改革に一石が投じられました。基本方針の転換です。 現在行われている改革は、一度、基本に立ち戻り、教育の在り方から議論しなおしていくべきです。 私は、この問題に対し、県議会で何度も取り上げ、県立高校の将来についても提言してきました。“高校の規模にこだわらず、それぞれの高校が特色ある教育を実施し、それを子どもたちが自らの意思で選んでいく”教育環境を県が作り上げていく事を目指してきました。 宮下知事が青森県の教育環境を変えていく事を、全力でサポートしたいと思います。 20年続いた三村県政の良いところは参考にし、課題は、議論し、民意に耳を傾け、根本的な変革を目指していく事が、宮下県政の使命であると感じています。
渋谷 てつかず
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